会議の議題やアジェンダを確認する為のビジネス英語フレーズをまとめました。進行役や出席者に対し、会議の目的や進行予定を共有することにより、能率的な議事進行を実現することが可能になります。
会議のアジェンダ、議題を確認する英語フレーズ
Let me confirm today’s agenda.
本日の議題について確認させてください。
会議の冒頭で、アジェンダ(議題)について触れておくことは、スムーズな進行を実現する為に重要です。そうした目的で使えるフレーズが、”let me confirm today’s agenda“です。confirmは「確認する」という意味の動詞で、似た言葉に次に紹介する”go over”(~を確認する)があります。
例文
- Before starting the meeting, let me confirm today’s agenda.
会議を始める前に、本日の議題について確認させてください。
Let me go over today’s agenda.
本日の議題を確認させていただきます。
議題確認に使える2つめのフレーズは、”let me go over today’s agenda“です。一つ前に紹介したフレーズとほぼ同じですが、ここでは”go over”という単語が使われています。その意味は、「~を調べる(確認する)」で、アジェンダの把握に役立つ表現です。
例文
- I would like to go over today’s agenda.
今日の議題を確認させていただきたいと思います。
会議の目的を共有するときに使える英語フレーズ
We are here to discuss _____.
本日は、~について話し合う為に集まりました。
会議の目的を全体に共有しておくことは、スムーズな議事進行に非常に役立ちます。そこで使えるフレーズが、”we’re here to discuss + 議題“です。会議の冒頭や、折を見て目的を確認していくことによって、話しが脱線したり、議論が錯綜することを防ぐことが可能になります。
例文
- We are here today to discuss the budget reduction.
本日は、予算削減について話し合う為に集まりました。
The goal of this meeting is _____.
本会議の目的は、~です。
会議の出席者に対し、会議の目的を再確認、周知する為のフレーズが、”the goal of this meeting is …“です。goalの部分はpurpose(目的)やojbective(目標)に置き換えることも可能です。会議以外にも報告書等の記載で活用できるお役立ちフレーズです。
例文
- The goal of this meeting is to decide who will be the new project manager.
このミーティングのゴールは、次のプロジェクトマネジャーを決めることです。
What we’d like to talk about today is _____.
今日話し合いたいのは、~についてです。
会議や打ち合わせの目的を伝える3番目のフレーズは、”what we would like to talk about is …“です。ここでのwhatは関係代名詞として機能していて、「~すること、~するもの」という意味になります。会話でも頻出の用法なので、あわせて覚えてしまうのがオススメです。
例文
- What we’d like to talk about today is the sales strategy.
今日話し合いたいのは、営業戦略についてです。
最初の議題を切り出すときの英語フレーズ
Let’s begin with discussing _____.
最初は、~について話し合いましょう。
ビジネスミーティングで、ディスカッションを開始するときに使えるフレーズを紹介します。1つめは、”let’s begin with discussing + 議題“です。”begin with”は「~から始める」という意味を持つイディオムです。”to begin with”とすると、「最初に、手始めとして」という意味になります。
例文
- Thank you for gathering today. Let’s begin with discussing your business.
お集まりいただきありがとうございます。最初にご用件から伺いましょう。
First, let’s talk about _____.
まず始めに、~について話しましょう。
最初のトピックを切り出すときにオススメの定番フレーズ。2つめは、”first, let’s talk about + 議題“です。ここで紹介してきたフレーズを俯瞰すると、”let’s”が非常に多くを占めていることが分かります。ここでは明確にはあてはまりませんが、”let’s”よりフォーマルなフレーズとして、”allow me to do”(~をお許しください)も覚えておくと役立ちます。
例文
- First, let’s talk about the reorganization next year.
最初に、来期の組織再編成について話しましょう。
会議で次の話題に移る時の英語フレーズ
Let’s go to the next topic.
では次の話題へ進みましょう。
ビジネスミーティングでは、複数の議題をカバーするのが一般的です。司会、進行役の役割として、タイムキーピングは重要です。そうしたときに使えるフレーズが、”let’s go to the next topic“です。”go to”は、そのまま「次へ進む」という意味になります。
例文
- We’re running out of time, so let’s go to the next topic.
時間も少なくなってきましたので、次の議題に進みましょう。
Why don’t we move on to the next topic?
では次の話題へ移りましょうか。
会議の進行役には、全体の時間配分を意識しながら、ときには議論を一旦打ち切った上で、次の議題に進むことが求められるケースも想定されます。そこで役立つフレーズが、”why don’t we move on to the next topic?“です。”move on to”は、「(話題が)~に移る」という意味を持つイディオムです。
例文
- Why don’t we move on to the next topic now?
では、そろそろ次の話題へ移りましょうか。
The next topic is _____.
次の議題は~です。
会議をスムーズに進行するときに使えるのが”the next topic is + 次の議題“という定番フレーズです。残り時間と議論の内容のバランスを見ながら、全体を調整することが会議の出席者には求められます。以下の例文のように、多少強引に次のトピックに移行することも必要かもしれません。
例文
- Let’s stop here for now and the next topic is the advertisement strategies.
このあたりで一旦打ち切りまして、次の議題は広告戦略です。